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管理会社の値引き、泣き落とし、手紙攻撃、実録管理会社交代を巡る攻防戦

kage

2013/06/10 (Mon)

年間数千万円に上る管理委託費用を「値下げしてくれませんか?」と申し入れたところ、ほんのわずかな値引きで「これ以上は勘弁してほしい」とお茶を濁された。

A社は、業界でも大手の1社で、社員数・管理戸数ともに寡占化が進むこの業界で、元請会社としての勢力は絶大だ。

理事長や理事は「どうせ、下請けや孫請けに対して、値引き分の値下げ交渉、つまり下請けたたきをして、A社の利益は、以前と変わらないのだろう」との評価で、そこでは大きな問題まで発展していませんでした。

ところが、それから1年ほど経過して、修繕工事でA社が提出してきた見積金額が「相見積をとりました」といいながら1,300万円の見積に対して、理事の中に専門家がいたことで内訳明細書の不透明な部分を指摘、理事会が独自に見積を取ったら1,000万円に収まった。

これにあわてたA社の工事担当者は「これだけ下げました」と提示してた額が、なんと同額の1,000万円。皮肉なことに、この行動をきっかけに理事会の中にA社に対する不信感が伝播した。

そこで、理事がWEBで検索した当社が呼ばれ、当社の診断では、工事費用だけではなく、管理委託費用も4割程度高いことが判明。当社にコンサルティング依頼がありました。

実は、それまで、顔すら見せなかったA社担当部長まで説明にやってくる豹変振りで、管理委託費用の削減提案がありましたが、そこでの担当部長の提案書をよく読んでみると、清掃回数を減らしたり、質を落とすなどのスペックダウンになっていた。

当社で管理業務の仕様をマンションに合った適切な形で、品質を2割程度向上させ、細部に定義したものを、見積参加希望の延べ233社に対して配布し、各社から見積を提出してもらい、結果53%のコストが下がって、管理会社の変更になる総会当日、管理会社から、1通の手紙が全戸配布された。その中身は、管理会社変更の決議をしないように住民に求めるものだった。

だいたい、ちらし投げ込み禁止をうたい、営業行為を止める立場にある管理会社が、こともあろうに、理事会に断りもなしで全戸配布をするという「越権行為」に対して、理事全員の怒りが爆発。強硬に抗議をして、謝罪をさせ、その怒りをや、事の顛末を区分所有者にしっかりと説明をして、管理会社変更まで可決したものがあった。

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上記実例は、当社と管理組合が取材を受け、週刊ダイヤモンドに掲載された記事からの抜粋です。

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