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競争原理の働かせ方

kage

2013/03/31 (Sun)

大規模修繕工事において、単純に管理会社におんぶに抱っこで発注をしたいのであれば「設計施工一括発注方式」でしょうし、競争原理を働かせたいのであれば「設計施工分離発注方式」となるでしょう。

時々、競争原理を働かせているようにみえて、全く競争原理が働いてないケースがあります。

例えば「見積りを3社取りました」というとあるマンションでは、5千万円のA社、8千万円のB社、9千万円のC社と、と3つの見積を拝見させていただくと、A社は防水が入ってなく、B社は防水仕様が梅プラン、C社は防水仕様が松プランと、範囲と仕様が違っていました。

車で例えると、200万円のフィット、300万円のプリウス、400万円のベンツを比較して「どれがいいでしょうか?」と質問が来ているようなもので、どんな専門家でも判断のしようがありません。

そこで、設計者に工事範囲と仕様を統一してもらい、同じ工事範囲と仕様で見積徴収をしなければ、正しく比較することができません。

これで安物買いをさせられてしまうことがないように注意をしましょう。

素人集団では、わからないことが多いことがあるのも事実です。専門家に相談するのもいいと思います。

ただ、専門家もいろいろなタイプがいますので、管理組合とベクトルの合う専門家をパートナーにつけなければ意味がありませんね。
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